カリウムは腎臓が健康な時は過剰摂取しても尿や便として排泄されます

カリウムは健康な人は過剰摂取しても、腎臓で尿が作られ余分なカリウムは排泄されます。しかし腎臓の悪い人が、カリウムを過剰摂取すると、血液中のカリウムが高く成り、高カリウム血症を起こします。血清カリウム値が5.5mEq/L以上に成ると、カリウム制限をされます。

カリウムとは?

カリウムとは心臓を動かしたり、筋肉を動かすための神経の電気信号伝達及び、筋肉の収縮などの人間が生きる為の重要な働きをしているミネラルです。

カリウムは細胞の中と外にあり、その濃度の違いにより、薬や栄養素の細胞への浸透のバランスを調節しています。又ミネラルのバランスが崩れない様、クッション材の様な役割をしています。私達が健康を保つためにはカリウムの濃度を、一定にしないと健康は保てません。カリウムが不足したり、過剰に成ったりしては、健康が保てないわけです。

カリウムの働き

カリウムはナトリウムのバランスを調整し、細胞や血圧を正常に保つ働きが有ります。又カリウムの働きで有名なのが、ナトリウムを身体の外に出し、血圧を下げる働きです。

塩分を取り過ぎると血液の中のナトリウム濃度が上がる事で、血圧が上昇しますが、カリウムが不足する事で、血圧を正常な値にすることが出来ません。

ミネラルのナトリウムとカリウムの関係は、ナトリウムは細胞の外の外液に、カリウムは内側の細胞の内液に多く存在しているそうです。

細胞の代謝・酵素活性・神経や筋肉の興奮や収縮などの働きをつかさどる重要な物質です。体の中には約、3,500mEqのカリウムがあり、細胞の中に90%、残りの10%は細胞外液に存在します。1日の摂取量の90%が尿中に排泄され、残りは便から排泄されます。

1日の摂取量の90%が尿中に、残りは便から排泄されると言う事は、カリウムを取り込んでも、全てが体外に排泄されるのでしょうか?カリウムを過剰摂取した場合は、数時間後に50%が尿中に、残りの10%が便から排泄されるようです。

腎臓病の人とカリウムの関係

カリウムは健康な人にとっては大切なミネラル成分ですが、腎臓病の人はカリウムを排泄する事が出来ない為に、身体の中にカリウムが溜まって、身体のだるさや、しびれ等高カリウム血症に成って不整脈など生死にかかわる様な症状に成る事も有ります。

果物や野菜豆類などは特に多くのカリウムが含まれています。今カリウムが抑えられた野菜が作られていて、腎臓病の人には朗報だと思います。腎臓病の人は、今まで生野菜が食べられなかったですが、低カリウム野菜が出ていて、カリウムを気にしなくて腎臓病の人でも食べれる生野菜が作られています。

腎臓の働きとは?

腎臓の働きの老廃物の処理

食べ物を食べたんぱく質が身体の中で利用され分解されたときにでる老廃物を、血液を濾過して尿酸、尿素、クレアチニンを尿として作ります。腎臓の主な働きは、尿を作る事です。

腎臓の働きの体内の水分や電解質の調節

人間の身体の中の水分は濾過されて、その濾過された水分の99%が、又身体の中に再吸収されるそうです。そうする事で、身体の様々な電解質濃度が、何時も同じように一定に保たれるそうです。

腎臓の働きの造血ホルモンの分泌

腎臓が造血ホルモンのエリスロポエチンを分泌する事で、骨髄に働きかけて、赤血球を作る指令を腎臓が出しているので、腎臓病の末期には指令が出せない為、貧血の症状が出てきます。

腎臓の働きの血圧の調節

腎臓はレニン酵素を出す事で、アンジオテンシンを血液中のたんぱく質に働きかけて作ります。これは血管収縮をして血圧を上げる働きが有る為、腎臓病に成ると血圧が高く成ります。

腎臓とカリウム腎臓とカリウムは健康な場合は余りカリウムを気にしなくても良いです。

腎臓の働きのビタミンDの生産

腎臓は活性ビタミンD3を作っています。ビタミンD3とは、カルシウムを骨に沈着させる時、ビタミンDが身体にとってうまく働いてくれるためのビタミンDです。

カリウムと腎臓の関係

腎臓とカリウムの関係腎臓とカリウムは健康な人は余り心配せずに、カリウムを多く含む食べ物を食べるとよいです。カリウムと腎臓の関係は、腎臓が健康な時は、過剰摂取したカリウムも体外に尿や便と共に排泄されて、身体の中のバランスはとられているのですが、腎臓が弱ってくると、尿の排泄が弱く成って血液中にカリウムが高く成りすぎて、不整脈等起こす生死にかかわる状態に成る事が有ります。血清カリウム値は5.5mEq/L以上に成ると、カリウム制限が必要に成ってきます。

このように食事制限には腎臓に負担になるから制限が必要なものと、その蓄積性が問題になるので制限が必要なものと2種類あることを覚えておいたほうがよいでしょう。

腎臓に負担に成らないカリウムの摂取方法

カリウムは水にも、熱にも弱くすぐ落ちてしまいます。野菜を食べる時に「湯こぼし」「水にさらす」などするとカリウムは落ちるので、調理の方法を考えながら、カリウムの量を減らす人は減らして、多く摂りたい人は加減しながら調理すると良いでしょう。

腎臓とカリウムの関係腎臓が悪く成るとカリウムの摂取量を減らさなければなりません。前にも述べましたが、今は腎臓病の人の為に、低カリウム含有量レタスなどが売り出されています。普通はレタス100gに対して、カリウムが490mgと成っていますが、低カリウムレタスは、100gに対して69mgと低カリウムが実現されているそうです。

カリウムと腎臓のまとめ

カリウムと腎臓の関係を見てきましたが、健康な人はカリウムは過剰摂取しても心配はいりません。現在はカリウムの摂取量が少ないくらいだそうです。しかし腎臓病の人はカリウムの制限が必要と成ります。

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