親が「脳卒中」で倒れた!入院・転院の流れ

まず入院するのは「急性期病院」

親が「脳卒中」で倒れるとします。

「脳卒中」にはいくつかの種類がありますが、大きくは脳の血管が詰まる「脳梗塞」と、脳の血管が敗れて出血する「脳出血」や「くも膜下出血」に分けられます。がん、心臓病に次いで、日本における試飲の第3位となっています。また、「介護が必要になった原因」を要介護度別に見ると、要介護では「脳血管疾患(脳卒中)」が21・7%と第1位。次に「認知症」、「高齢による衰弱」と続きます。発症した場合、ただちに「急性期」を専門とする病院で治療を受けます。「命」を救うための治療を行う病院です。

約1ヶ月で「回復期リハビリ病院」に転院

そして、発症後1ヶ月少々して病状が安定したら「回復期リハビリテーション病院」に転院します。集中的なリハビリを行い、低下した能力を再び獲得することを目的とする病院です。脳卒中の場合は「発症後2ヶ月以内の入院」が原則。最大の特徴は、土日祝日も含めて毎日リハビリが受けられること。高密度なリハビリで想起自宅復帰を目指します。各リハビリ職種(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)による個別の集中訓練を受けることができます。

入院できる期間は、疾患や傷病名によって日数が決められています。

例えば、脳梗塞や脳出血などは150日以内、高次脳機能障害(脳がダメージを受け、記憶・思考・言語などの機能が低下した状態)や脳卒中の重症例は180日以内となっています。自宅に戻った後も安心して療養できるよう、医療と介護サービスを利用することが一般的です。

回復期リハビリテーション病棟の主な対象疾患

  • 脳血管疾患・脊髄損傷・頭部外傷・くも膜下出血のシャント術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経損傷等の発症後もしくは手術後、または義肢装着訓練を要する状態。
    • 発症からの入院:2ヶ月以内
    • 入院期間:150日
  • 高次脳機能障害を伴う重症脳血管障害、重度の頚椎損傷および頭部外傷を含む多部位外傷
    • 発症からの入院:2ヶ月以内
    • 入院期間:180日
  • 多肢の骨折、大腿骨、骨盤、脊椎、股関節または膝関節の骨折
    • 発症からの入院:2ヶ月以内
    • 入院期間:90日
  • 外科手術や肺炎などの治療時の安静により廃用性症候群を有し、手術後または発症後
    • 発症からの入院:2ヶ月以内
    • 入院期間:90日
  • 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節または膝関節の神経、筋または靭帯損傷後
    • 発症からの入院:1ヶ月以内
    • 入院期間:60日
  • 股関節または膝関節の置換術後
    • 発症からの入院:1ヶ月以内
    • 入院期間:90日

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする