入院中の「付き添い」や「洗濯」はどうする?

基本的には付き添う必要はない

昔は入院すると、家族による患者への「付き添い」が当然のように行われていました。

現在は、「看護料」が「入院基本料」に含まれており、原則、病院は家族に対して付き添いを共用することはできません。ただ、実際の対応は病院ごとで大きく違うようです。手術直後でさえ、面会時間厳守の病院がある一方、遠回しに「付き添って下さい」といってくる病院もあります。とはいえ、仕事など諸事情から付き添うことが難しく、ましてや泊まりこむとなると……。遠方の場合は、面会時間内でさえ頻繁には行けないこともあります。

「身体拘束」の同意書を求められるケースも

では、もし付き添いを提示された場合はどうすればいいのでしょう。一時的なことであれば、多少無理をして、兄弟や親族などと連携した上で付き添う人もいます。一方、「難しい」事情を率直に話して、できる範囲で訪れるようにしている人もいます。ただ、治療上やむをえない場合や認知症がある場合などは、付き添いを拒否すると「身体拘束」の同意書を求められるケースもあります(「同意書」がないと高齢者虐待となるため)。難しい判断となりますが、受け入れざるをえない場合もあるでしょう。

親の入院で付き添いを求められるケース

  • 危篤など、容体が重篤な場合
  • 認知症などにより、暴れたり騒いだりする場合
  • 認知症などにより、管を抜いてしまうなど治療を妨げる場合
  • 術後で様態の急変が考えられる場合

付き添いを断ると、事故防止などやむをえない場合に、拘束や手袋使用などで身体行動に制限を加えることに「同意書」を求められるケースも。

入院中の洗濯はどうするの?

寝間着や下着類の「洗濯」に関しては、病院内に専門の業者が入っていることが多くなりました。それらをレンタルできる病院もあります。他にも以下のような方法があるので調べてみるとよいでしょう。なお、すでに介護保険を利用しているケースでも、入院中は介護保険のサービスを利用することはできません。

  • 家族が自宅に持ち帰って洗う
  • 病院内のランドリー(有料・無料)を利用
  • 病院内のクリーニング業者に以来
  • 寝間着やタオルのレンタルサービスを利用し、下着類のみ家族が洗濯
  • 社会福祉協議会の「入退院時サポート」サービスを利用

最後の「入退院時サポート」サービスの一例として、東京都中央区社会福祉協議会の「虹のサービス」があります。65歳異常の一人暮らし高齢者世帯の人が病院等へ入院した際に、洗濯、買い物、話し相手、代筆、散歩の付き添いなどの家事援助サービスを会員制で提供しています(年会費・利用料あり)。地域によっては、高齢者の入院中の洗濯などをサポートするサービスを提供しているのでまずは問い合わせを。

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