進学?それとも就職?将来に不安が多い高校生の不登校について

高校で不登校になると、どうしても将来の進路が気になりますよね?就職するのか?それとも進学を目指すのか?それはその子の自由かもしれませんが、高校で不登校というのではどちらも難しいかもしれません。そこで、ここでは高校での不登校への対策について紹介します。

不登校って?

高校に限らずですが、不登校とはどのような状態なのでしょうか?

また、全国に不登校の高校生はどれくらいいるのでしょうか?

年間30日がポイント

実は不登校には文部科学省による定義があります。「何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、児童生徒が登校しないあるいはしたくともできない状況にあること(ただし、病気や経済的な理由によるものをのぞく)」で30日以上欠席した場合、というのがそれです。

しかし、この30日というのがあやふやな部分もあるようです。もし、高校生が教室に入っているなら出席だとすぐ分かります。ただ、ずっと保健室にいるとしたらどうでしょうか?授業を1日受けていないのに出席となるのでしょうか?では、そんな高校生の不登校は全国に何人くらいいるのでしょうか?

60人に1人

平成22年度の文部科学省による調査によると、不登校児童生徒数は中学校で9万7,428人、高等学校で5万5,707人となっています。これは中学生全員の37人にひとり、高校生全体の60人にひとりの割合で不登校の人がいるということです。

60人に1人というのが多いか少ないかは分かりませんが、高校ではそれだけの数の高校生が不登校になっているようです。ただ、それ以上に中学生の方が不登校者数が多いというのに驚きですね。

高校生に多い不登校の理由

高校生の不登校が60人に1人というのは驚きです。

では、なぜ高校生が不登校になるのでしょうか?

勉強についていけない高校生たち

今まで得意だった勉強で結果を出し、周囲の人から尊敬・称賛を浴びていたのに猛者が集まる進学校に行くと何ら通用しなくなってしまった。

その結果、自分の存在価値、人間としての価値、アイデンティティを見失って自分に対する自信をどんどん失っていく悪循環です。

確かに、高校というのは同じレベルの生徒を集めた環境ですから、スタートラインにそこまでの差はないのかもしれません。そんな中、1年2年と過ぎれば周りとの差についていけなくなる可能性は十分にあるのではないでしょうか?

高校自体に馴染めない

2つ目のタイプは校風に合わないケースです。例えば、大学受験中心で志望校や合格した大学で人間の優劣が決まり、偏差値的な思考で物事の優劣を決めがちな雰囲気に馴染めないなど。

高校生というのは、中学生以上に将来について考える世代ではないでしょうか?そして、そんな高校生たちにとって周りとの温度差を感じるというのはなかなか辛いものなのかもしれませんね。

不登校中の学習

高校生の不登校ということになると、進学か就職かで悩むところだと思います。

しかし、どちらにするにしても、高校生は不登校でも学習が大事なようです。

全日制である必要はない

まず、高校生で学校に行けなくなった場合、環境そのものを改めて考えてみることをおすすめします。というのも、高校は小学校や中学校と比べて自由です。選択肢はたくさんあります。

もっと視野を広げて見てみると、例えば通信制高校では、月に2回ほどのスクーリングでほとんど自宅学習がメインとなります。

大学側というのは、試験結果が一定水準に達していれば十分合格となるものです。ですから、通信制高校であっても問題なく大学を狙うことができるのです。それなら、わざわわ不登校には辛い全日制で頑張る必要はないのかもしれません。

まずは進路を決めよう!

どちらかの道に絞れというわけではないですが、多くの人は就職か進学かどちらかの道に進むことになると思います。

・進学するなら、どのように勉強を進めていくのか?

・就職するなら、どのような職に就きたいのか?

・そのために何が必要なのか?

上記のように、進路について考えるというのは不登校であっても変わらないのではないでしょうか?一生不登校ということはありませんから、高校に通わないとしてもまずは将来について考えてみるということが大事なのかもしれませんね。

不登校にオススメの勉強法

高校生が不登校になるとどうしても授業に遅れてしまうと思います。

そこで、ここではそんな不登校の高校生でもできる勉強法を紹介します。

教科書を読み込む

高校生の教科書には、思った以上に多くの情報が詰め込まれています。受験勉強を一生懸命頑張っていたわたしの友達で、「とにかく教科書や資料集だけを読み込んで、すべて暗記する勢いでやった」という人がいました。

東大生の中には、教科書だけをやって合格した人もいるそうです。実際に、大学受験で出てくる内容というのは、どれも教科書を外れることがありませんから、教科書さえしっかり押さえていれば十分大学受験に通用するということのようです。

ネットで授業を受けられる?

高校生ともなると、ある程度のことは自分で管理できるようになるし、何が必要かも分かるようになっていきます。そこでおすすめなのは、インターネットを使った学習サービスです。あの有名な東進も、講義動画を使って授業を行い、チューターというサポートスタッフが足りないところを補ってくれます。

高校生の不登校というのは、ある程度自分の時間をコントロールできるようになっているのではないでしょうか?もし、不登校というのなら、自分から興味のある勉強だけでもネット授業で進めてみるというのもいいかもしれませんね。つまり、不登校なりの勉強があるのではないでしょうか?

まとめ

不登校は年間の欠席日数が30日以上が基準のようです。

また、高校生の60人に1人が不登校のようです。

ただ、不登校だとしても将来については考えたいですね。

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