うつ病と間違われやすい!?症状だけでの判断が難しい双極性障害!!

現代社会の生活病といわれるものの中で、深刻なものがうつ病です。うつ病の中にもいろいろな症状があります。病院での診察中だけでは見つかりにくいのが、双極性障害という病気です。聞きなれない名前ですが、双極性障害の症状を知っておきましょう。

双極性障害とは?

双極性障害って、どんな病気?

双極性障害とは、躁うつ病と呼ばれていた病気です。

うつ病が鬱の症状だけ現れるのに対して、双極性障害(躁うつ病)は「躁」と「鬱」の症状を繰り返す病気です。

双極性障害は、心の病気ではなく、脳の病気です。

双極性障害は症状により、「双極Ⅰ型」と「双極Ⅱ型」に分けられます。

双極性障害の症状は?

躁状態の程度により、「双極Ⅰ型障害」と「双極Ⅱ型障害」の2つに分類されます。

症状がわかりやすく診察で診断されやすいⅠ型と、症状がわかりにくく診断が難しいのがⅡ型です。

双極Ⅰ型障害

重い“躁状態(躁病エピソード)”と“うつ状態”をくり返す

「躁状態(躁病エピソード)」がはっきりしていて症状が重いのが特徴です。典型的な躁状態とうつ状態があらわれ、以前「躁うつ病」と呼ばれていた症状は、ほぼこのⅠ型に当てはまります。

躁状態のときは、本人は病気と思っていません。他人への攻撃性が増して、そのためにトラブルで仕事を失ったり、離婚など、深刻な損失をこうむるケースがあります。

「躁」も「うつ」もはっきり現れ、比較的診断がつきやすいⅠ型

双極Ⅱ型障害

“軽躁状態(軽躁病エピソード)”と“うつ状態”をくり返す

Ⅰ型の「躁状態(躁病エピソード)」が重症であるのに対し、「軽躁状態(軽躁病エピソード)」とうつ状態を繰り返すタイプが双極Ⅱ型障害とされています。「軽躁状態(軽躁病エピソード)」は「持続的に高揚した開放的な気分が、少なくとも4日以上続く」というのが、ひとつの基準になっています。程度にかかわらず、本人は“調子が良い”と感じているので、なかなか問題に気がつきません。ほとんどの場合、トラブルも起こさないので、周りからも見過ごされがちです。しかし、摂食障害や不安障害、アルコール依存などが合併しやすく、じつは深刻です。

摂食障害、不安障害などとの合併もよくみられるⅡ型

双極性障害の診断方法は?

双極性障害の症状は、診察中だけでは、なかなか診断出来ません。

しかし、医師の判断で行われる、光トポグラフィーを使った検査ですぐにわかります。

双極性障害の原因は?

双極性障害の原因は、ハッキリわからない!?

双極性障害の原因はまだわかっていませんが、遺伝的要素や環境的要素が複雑に関わっていると考えられています。

双極性障害の原因は、まだ完全にはわかっていません。

しかし様々な研究から、様々な要因が相互関係して起こるのではないかと考えられています。

そして、最近の研究結果によると、双極性障害の約2/3の人がうつ病から始まることがわかってきました。

原因とされる可能性の要素は?

これが原因!と断言は出来ないですが、いくつかの要因があるようです。

遺伝的要素

双極性障害(躁うつ病)が発症する原因として、遺伝子の関与が考えられていますが、一つの遺伝子で起こる、いわゆる遺伝病ではなく、いくつかの遺伝子が組み合わさって発症すると考えられています。

その理由は、遺伝子が基本的に同じである一卵性双生児と、遺伝子を半分だけ共有している二卵性双生児で、双極性障害発症の一致率を比較した結果、一卵性双生児が高いのですが、決して100%ではないことが判明しています。

従って、双極性障害の発症に遺伝的要素は関係していますが、それだけで発症する病気ではないことがわかっています。

環境的要素

育った環境や、周囲から受ける慢性的なストレスなども、発症の要因の一つと考えられていますが、どの様な過程を経て発症につながるかは、はっきりわかっていません。

病前性格

双極性障害の患者さんの発症前の性格を調査した報告では、社交的で、周囲に対して心配りができ、ユーモアがあり、現実的な志向性が強い性格の人が多い、とも言われています。

こういった発症の危険因子が相互にかつ複雑に関係し、過度のストレスや、生活リズムの乱れがきっかけとなって双極性障害を発症すると言われています。

双極性障害の原因は、様々な要因があるようですが、 診断された場合に受け入れて治療して、症状を落ち着かせることを考えましょう。

双極性障害になりやすい人は?

こんな症状がある人は注意!

双極性障害の症状は、自分では気づかないものです。

周りの人に気付いてもらえればありがたいことですが、あまり知られたくない病気なのも確かです。

セルフチェックしてみることも受診をするかのポイントになります。

自分に厳しい人は、症状に気付いていても我慢する

病気の症状が出ていても、自分が双極性障害になんてなるわけない!仕事を休むと周りに迷惑をかけてしまうかもしれないという思いから、受診が遅れてしまい、治療を遅らせてしまう場合もあるます。

気になる症状があれば、早めの受診をおすすめします。

双極性障害は、几帳面でまじめで、自分に厳しく周りに気を遣う人が発病することも多いようです。

症状が気になったら受診しましょう!

まずは、受診して、症状を伝えましょう。

うつ病を治療し続けている途中に双極性障害に変わっていた…ということもあります。

過労がきっかけになったり、イライラしやすくなったかと思えば、急にやる気がなくなり落ち込むことが増えてきた…など、気になる事があれば、早めに受診しましょう。

まとめ

双極性障害の治療をして、社会復帰を目指す

心療内科や精神科へ行くことに抵抗がある人も多いと思いますが、双極性障害の症状は薬の服用で安定します。

不安な場合は、家族に付き添ってもらい受診しましょう。

休養を必要とされた場合には入院などの選択もあります。

とりあえず、症状を落ち着かせるために仕事のことは考えず、安静を心掛けましょう。

双極性障害は治療すれば怖くない!

そう強制障害の症状は、薬の服用で抑えることが出来ます。

日常生活にも症状は出ず、あまり影響もないですが、仕事などでも無理をするとすぐに体調に響くので、逆戻りです。

規則正しい生活をすることで、症状がひどくなることを予防することが出来ます。

自分のこと守るために出来ることをしましょう。

双極性障害の症状が出ているときに体調が悪くて、いつも出来ていることが出来ない自分を責めないことです。

双極性障害の症状の変化に自分で気づくことは難しいので、家族や頼れる友達に話して、周りに理解やサポートしてもらいましょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする